裁量トレード 実行編

裁量トレードは、自分自身の判断で売買を行うため、適切なエントリーと決済のルールを持つことが成功のカギとなります。ここでは、実際のトレード例を交えながら、エントリーと決済の基本について解説します。


1. エントリーの判断基準

エントリーのタイミングを見極めるには、明確な基準を持つことが重要です。以下のポイントを参考に、自分のトレードルールを構築していきましょう。

■ トレンドに乗る

  • 移動平均線の傾き:短期・中期の移動平均線が上向きなら買い、下向きなら売り。
  • ダウ理論:高値・安値の更新が続いている方向にエントリー。
  • ボリンジャーバンド:バンドのブレイクを狙う。

■ 反転を狙う

  • サポート・レジスタンス:過去に反発したポイントでエントリー。
  • ダイバージェンス:RSIやMACDのダイバージェンスが出現したらトレンド転換を狙う。
  • ピンバー・包み足:反転の可能性が高いローソク足パターンでエントリー。

■ 成功しやすいエントリーの特徴

  • 複数の根拠が揃っている(例:移動平均線+サポート+ローソク足パターン)
  • 損切りポイントが明確で、リスクリワードが1:2以上になる
  • 大きな指標発表前後を避け、ボラティリティが安定しているタイミングを選ぶ

2. 決済のルール

エントリー後の決済ルールを持たないと、利確が早すぎたり、損切りが遅れてしまったりします。以下のポイントを参考に、適切な決済戦略を考えましょう。

■ 損切り(ストップロス)

  • 直近の高値・安値の外側に設定(トレンド継続なら触れにくい位置)
  • **ATR(平均値幅)**を参考に、相場のボラティリティに応じた損切りを設定
  • 資金管理ルール:1回の損失は資金の1~2%以内に抑える

■ 利確(テイクプロフィット)

  • リスクリワード比を意識(1:2以上を目標)
  • フィボナッチターゲット(38.2%、50%、61.8%など)
  • 移動平均線やボリンジャーバンドの外側に到達したら部分利確

■ 成功しやすい決済の特徴

  • 「ここまで伸びる可能性が高い」という根拠がある
  • 利確ポイントに到達しても欲張らず、ルール通り決済する
  • 相場の急変時には、手動で決済してリスクを最小限に抑える

3. 失敗しやすいパターン

トレードには失敗がつきものですが、あらかじめよくあるミスを知っておくことで回避しやすくなります。

■ よくあるエントリーミス

  • 感覚でエントリーし、根拠がない
  • 指標発表直前に入ってしまい、大きな値動きで損失
  • 損切り幅が狭すぎて、ノイズに引っかかる

■ よくある決済ミス

  • 利確が早すぎて、まだ伸びる相場を逃す
  • 損切りをズラしてしまい、損失が拡大
  • 「戻るはず」と期待しすぎて、損切りが遅れる

失敗を減らすためには、トレードごとに記録をつけ、振り返る習慣を持つことが重要です。


4. トレードの記録をつける

成功と失敗のパターンを分析するために、トレードノートをつけましょう。記録するべきポイントは以下の通りです。

  • エントリー理由(どの根拠で入ったか)
  • 決済理由(なぜ利確or損切りしたか)
  • 結果と反省点(次回に活かすポイント)

トレードノートを続けることで、自分の得意なパターンやミスしやすいポイントが明確になります。


まとめ

  • エントリーは複数の根拠を持って行う
  • 損切りと利確のルールを決めておく
  • トレードの記録をつけて改善する

裁量トレードは、試行錯誤を繰り返しながらスキルを磨いていくものです。焦らずに自分のスタイルを確立し、ルールを守ることで、安定したトレードを目指しましょう!

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